もし相手の男性が淋病ないしクラミジアといわれたら、あなたも持っている可能性が非常に高くなります。
不妊症や卵管妊娠の原因になりますので、症状はなくても必ず治療が必要です。
当院では指導のもとに膣分泌物の自己採取にて診察させていただいています。
婦人科が主体になりますが「婦人科の予約が取れにくいため診療してほしい」との要望が強いため女性に対しても診断・治療を行っています。
女性の淋菌・クラミジア感染症
淋菌、クラミジアは男性では尿道、女性は膣(子宮頸管)に感染します。
もし相手の方が淋病ないしクラミジアといわれたら、あなたも持っている可能性が非常に高くなります。
クラミジア症などの性感染症(STD)は男女両方に感染するため同時に治療しないとピンポン感染といわれる状態になります。
つまりピンポンのように病原菌をお互いにやり取りする状態で、いつまでたっても治らない状態になります。
淋病やクラミジア症の性質として男性には強く症状が出ますが、女性には症状が出ないことが大部分です。
不妊症や卵管妊娠の原因になりますので、症状はなくても絶対に治療が必要です。
診断・検査
女性は綿棒で膣分泌物を採取して淋菌・クラミジアのDNA検査にて診断します。
当院では指導のもとに膣スワブ(綿棒)を用いて膣分泌物の自己採取を行っていただいてます。
採取不可の場合は看護師が行います。
検査センターで淋菌・クラミジアのDNA検査を診断を確定させます。
治療
治療はクラミジア症の場合は薬の服用にて充分です。
淋病は注射が必要になるかも知れません。
女性性器感染症は、治療失敗例を放置すると不妊症や卵管妊娠の原因となるため、再度DNA検査にて菌がなくなったことを確認することが必要とされています。