[蕁麻疹]
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皮膚の灼熱感・かゆみを伴う発疹が生じる。
発疹の特徴として、軽度の膨らみをもった「みみず腫れ」を特徴とします。
数時間内に消退するが、発作的に反復して発疹が起こる。
気道内にも浮腫を生じることがあり、この場合、呼吸困難を併発し、死ぬこともありうる。
原因・分類
アレルギー性蕁麻疹と非アレルギー性蕁麻疹に分けられます。
アレルギー性蕁麻疹
食物性蕁麻疹
原因食物を摂取してから30分以内に起こるのが通常です。
サバなどの生魚が多いが、他に卵、乳製品、魚類、かにや貝、肉類、そばなどの穀類、野菜類や果物などでおこる場合もあります。
薬剤性蕁麻疹
抗生剤・鎮痛剤の頻度が高い。
非アレルギー性蕁麻疹
物理性蕁麻疹
機械刺激・温度・圧迫・汗・運動など。
寒冷蕁麻疹
日光蕁麻疹
コリン性蕁麻疹などです。
治療
急性期
抗ヒスタミン薬・抗アレルギー薬。
外用剤(抗ヒスタミン製剤やステロイド外用剤)。
症状がひどい場合ステロイド剤の内服などをおこないます。
慢性期
急性期の治療に加えて抗生剤や漢方薬などを用います。
頻度
一般に人口の15%から20%が一生のうちで一度は経験することがある。
かんざき泌尿器科